二輪車のETC利用について
二輪車でもETC(ETCレーン)を利用する事ができます
二輪車(バイク)でもETCカードは利用できます

二輪車のETCレーンの利用は2006年11月1日より開始されました。四輪車と同じETCカードを利用することができますが、ETC車載器は二輪車専用の車載器を利用します。ETC車載器は個人での取り付けなどは認められておりませんので、バイクショップなどのセットアップが認められた店舗で、セットアップ済みのETC車載器の取り付けをしてもらいましょう。2013年の調べでは、排気量125cc以上のオートバイに対して約13%の普及率となっており、四輪車の87.6%と比較すると極めて普及率が低いことがわかる。普及率が低い大きな要因としては、二輪車専用のETC車載器及び設置費用が高額になるためだと考えられている。NEXCOでは普及促進策として「NEXCO二輪車ETC車載器購入助成キャンペーン」(※2014年現在)を台数限定にて実施しているので、興味のある方はチェックしてみましょう。
ETCカードは自動車と同じ物が使える
四輪車で利用していたETCカードは、二輪車でも同じように利用することができます。自動車とバイクで同じETCカードを利用している方も多いようです。
ETC車載器は二輪車専用のタイプを利用しよう
四輪車よりも振動や外気に触れる事が多い二輪車では、安全性も考慮して防水性・防塵性・耐振動性が高い二輪車専用のETC車載器を利用しましょう。四輪車の情報でセットアップされた車載器を二輪車に取り付けて利用している方(ネットでは自主運用という言葉で表現される事が多い)もいるようですが、安全性を損なうだけでなくETC車載器の誤作動などの危険性もあります。四輪車用の車載器を二輪車に搭載すること自体も「ETCシステム利用規定違反」となりますので覚えておきましょう。
二輪車でもETCカード割引はあるの?
もちろん二輪車でもETC割引が提供されています。ETC割引は「普通車」「軽自動車」「二輪車」など、車種別の割引なども提供されているので詳細は「ETC割引ガイド」にて確認してみましょう。
二輪車用ETC車載器の相場
3万円~4万円が相場(ETC車載器の購入から取り付けまで)
二輪車にETC車載器を設置する際には「二輪車用ETC車載器本体」「セットアップ料金」「取り付け工賃」という3つの費用が必要になります。総額では3万円~4万円が相場となっており、四輪車と比較すると高額なのがわかります。